ネットの短所、そして印刷の長所

世相の動向を見る限り、情報の流通は、ネットを活用する方向に向かっています。ネットでの情報発信は、紙代も印刷代も配達代も不用となり、迅速な発信も可能です。ところが、ネットでの情報量は膨大となり、一つの情報は膨大な情報の中に埋没することになりました。いかにして目立つかが重要となったわけです。一般的にいって、印刷物は、ネットのように全世界に発信できませんが、地域限定で集中的に配達でき、その地域の人々に見られる可能性が相対的に高くなります。

一品種大量生産から多品種少量生産へ

ネットであれ印刷であれ、多種多様な情報をそれぞれの専門分野(あるいは興味分野)に、小刻みに発信する形が主流になっているように思われます。同じ情報を膨大な受け手に届ける形から、ニッチ分野に特殊な情報を届けるスタイルに変わりつつある傾向が見られます。大量に印刷する新聞や雑誌の売れ行きが鈍りつつあり、今後の可能性を見出せるとしたら、これらの大規模媒体の手法とは違うタイプのものになるでしょう。印刷物は、それ特有の利便性などの長所があり、それを生かす道を具体的に探し出す必要があります。

今後の印刷における希望ある分野

印刷の応用分野は幅広く、文字情報を伝えるだけでなく、画像情報も伝えます。また、商品のパッケージ印刷を初めとする広大な応用分野があります。その応用分野の中には、将来性の高いものから低いものまで、多種多様な形で混じり合っています。将来も絶対になくならないであろう分野、今以上に高度な技術を要求されるであろう分野、従来になかった全く新規の分野、ネットと競合しない分野、将来的発展産業における印刷需要の旺盛となるはずの分野、これらの分野について研究する必要があります。

今では封筒印刷をリーズナブルな値段で短期間で印刷してくれるところも増えてきました。インターネットや雑紙で上手に業者さんをみつけ、お得に便利に印刷をしましょう。